格差社会と資格 〜合格体験記について〜 |
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■合格体験記 合格体験記の利用方法についての提案です。 その前にある人の合格体験をご紹介したいと思います。 この人は、平成2年宅地建物取引主任者資格試験に合格しています。 受験回数は2回です。 1度目の失敗は平成元年でした。 当時はバブルの絶頂期で、不動産業界も活況を呈しており収入面を優先 して転職しました。平成元年の試験前3ヶ月でした。初めて経験する仕事 であり、まず仕事を理解することに忙殺され、入社3ヵ月後に研修期間があ けて正式採用となるため試験勉強どころではありませんでした。それととも に収入は月によっては前職の5倍に達し、取引主任者になってもらえる月 5万円の手当てなど小さく思えて試験に対する意欲も消えていきました。 ただ、試験の願書を提出していたため試験だけは受けに行きました。 そして結果は・・・。 不合格ではありましたが、見るも無残な結果ではなかったことの方がショ ックでした。 合格基準点は33点。得点は32点。なんと1点差でした。 勉強を全くしていなかった人がなぜこのように善戦できたのでしょうか。 (実はこのあたりのことを合格体験記に書いていない場合があるので注 意して下さい。) 憲法や民法(当時の試験では対象になっていました)は、社会に出て からなんとなく何かの役に立つだろうと気楽に勉強していたこと(憲法 は全ての条文を暗記していました)、不動産業界に入って実務をこなす ことが知らず知らずに試験対策になっていたことが大きな要因です。 当時でも何も下地のない人が3ヶ月で受かる程、簡単な試験ではあり ませんでした。(尚、平成2年合格率は12.9%) 2度目の試験に臨むときは、試験を意識して普段の実務をしっかり行 うこと(当時取引主任者の資格を持っていた人について実務を見させて もらうなど)で試験対策の一部をクリアし、その他の出題については試 験前3ヶ月で集中的に行うことで合格を獲得することができたのです。 さて、この体験皆さんの今後の勉強にお役に立てたでしょうか。 100人のうち1人の参考にもならなかったのでは。 そうです。おかれている状況は百人百様なのですから・・・ そこで合格体験記を読む場合に、どの部分を参考にしたらよいかをお伝 えしたいと思います。 1.どのような参考書、問題集を利用したかを参考にする。 多くの人に利用されているものは、それなりの価値があります。 但し、実際に手にとって自分向きかどうかは判断して下さい。 2.計画を立てる際には、ライフスタイルの近い人の体験を参考にする。 会社員の人は会社員ものを 3.比較的短期間で合格できたという体験を基準にしない。 わずか3ヶ月程度で合格できるという内容を鵜呑みにして安心して いる人がいます。 4.古い体験記は読まないこと。必ず前回の試験のものを! 試験内容が変わってしまっている場合がありますのでご注意。 古本屋や図書館に置いてある場合があります。 格差社会と資格TOP>合格体験記について |
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